刻々と時間は流れていく。
振り返るといろいろなことが起きていて、「わ!こんなに変化している」
と思うのだけど、感覚的な時間軸は本当にあっっと言う間で
振り返った実際の期間ほど長くは感じていない。
こーやって、僕はいつの間にやら年をとっていくのだろうか。
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(状況)-------------------------------------------------------------
数年前まで青年Aと青年Bは路上で暮らす、ストリートチルドレンだった。
この青年達は協力して、ようやく狭く汚いが雨露をしのげる程度の部屋を
借りることができた。そんな中、青年Bが寝床のない見ず知らずの夫婦を
部屋に一時的に住まわせてあげた。
そのことについて青年Aが青年Bに文句を言っていた一場面。
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青年A
「なんでお前は、お金も余裕もないのに見ず知らずの夫婦を助けるんだ?!」
青年B
「ついこの前まで僕はこの夫婦と同じ状況だった、そんな人が僕に助けを求めてきた。
自分に今日の寝床があるからと言って、今日の寝床がない人にあっち行け!
なんてどうして言える?明日は僕たちが逆の立場になるかもしれないんだぞ。
いつか、もしかしたら、逆に助けられることだってあるかもしれない。
いいじゃないか。(とても穏やかな口調と表情で)
僕たちは寝床を貸す以上のことは何もできないのだから」
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さて、このやりとりで皆さんの頭には何が浮かびましたか?
・情けは人の為にあらず
・明日はわが身 etc
人のj解釈によってはいろいろあるとは思いますが僕的にはこう感じました。
「自分が少しでも良くなると悪いときの気持ちを忘れてしまいそうになる。」
自分が助けて欲しいときはいかにも今、死にそうな形相で助けを求めるが
自分が忙しいときは何も助けない。
ついさっきまで死にそうに助けを求めていた人が
それが過ぎてしまうと同じ状況の人を助けない。
助けを求めるの人の気持ちが痛い程、理解できるはずなのに・・・
でも、現実は結構、「自分さえ良ければいい」という気持ちが
善意を上回ってしまうのかもしれません。
僕には言えるだろうか。
「いいじゃないか。僕たちは寝床を貸す以上のことは何もできないのだから」と。
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** デザインらぼ ** さんへ
今回はデザインらぼさんの記事からTBさせて頂きました。
いつも、忙しいところコメントを頂いてありがとうございました。